特定非営利活動法人つどい

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誰もが自分らしく地域で暮らしていける社会をつくるために、
私たちは障害者本人、家族と支援者が、
共に感じ 共に考え、共に行なうことから始めます。

現在募集中の職種

       

特定非営利活動法人 つどい

特定非営利活動法人つどいは東京都世田谷区を拠点に、多彩な支援を行いながら、利用者やその家族の地域生活を支えています。 活動を通して、誰もが障害のあるなしに関わらず、様々な人と関わりながら豊かに生活できる地域社会作りを目指しています。

  • 玉堤つどいの家

    障害がある方たちが活動や行事を通じて、自分で考え、自分のペースで日常生活から社会参加まで様々なことを経験・体験していくことを支援します。

  • 東北沢つどいの家

    外に出ることが困難な人たちにとって、ひとつの出会いがひとつの宝となり、素晴らしいひとときとなるのです。そしてお互いに見えていたかったものが見えてくれば…

  • なかまっち

    一人一人の多様な自立を尊重し、誰もが「生活の主人公」となることができるよう、本人と共に生活を作っていきます。

  • ぽーとたまがわ

    玉川地域の身近な相談の場として、地域の皆さんと協力しながら、様々なご相談に寄り添います。

  • なかまっち相談室

    ぽーとたまがわと連携をとりながら、計画相談として、関係機関との連絡調整などを行い「サービス等利用計画書」を作成しています。

  • グループホームきぬた

    入居者の「わが家」として、それぞれが自分自身の生活を組み立て、地域とかかわりながら、自分らしく生活できるよう支援します。

       

理事長あいさつ

 ある時「優しさとはつまり他者への想像力だ」という言葉を聞いて、これまで自分なりに考え実践してきた事の整理が少しついたような気がしています。

 何も普段の暮らしや仕事の中で優しさだけを追求しているわけではありませんが、これをもう少し言い換えれば「他者への想像力が有れば当然結果は優しく丁寧になる」ということでしょうか。最近は色々な意味でこの想像力というものが忘れられていると感じます。

 自分がすること/しないことの周囲への影響について今一度立ち止まって考えてみること。これを自分自身に言い聞かせると同時に、忙しく街を行き交う人々に思い出してもらいたいと願って止みません。

 私が自分なりに考える想像力は何層かに分かれます。相手の反応を見て即座に対応することは支援者にとっての基本ですが、それより前に次に来る状況を予測しどう対処したら良いか、何をしようかと想像力を膨らませることが大切だと考えます。

 具体的には;
①目の前の相手の気持ちを想像して動く/又は敢えて動かない(どういう対応したら良いか、動作・話す内容・言い方などを考えながら)。
②今ここには居ない人を迎えるとして何をしたら良いか、少し後のことを想像しながら準備する。
③多分会うことの無い不特定多数の人へのメッセージとして今自分に出来ることはないか想像して行動する。

 特に②③について私は「物を通して人は語る」と考えています。
 自分が目にした状況を単なる偶然と見るのか、それともひょっとして誰かからのメッセージではないかと見るかで景色はずいぶん違って見えてきます。

 誰かが人の為を考えてしてくれたと気付いたら、自分もそうしてみようと考えるようになるでしょう。ただ言われた事をやるのではなく、誰かの為にと想像しながら何かをしたら、例えその事に気付く人がいなくても自分の中に大切な何かが積み上げられていくのだと思います。

 そう考えると世の中ぐっと面白く見えてくるという気がしてきますが、どうですか。

特定非営利活動法人つどい
理事長 原 泰夫
       

「つどい」のあゆみ

「特定非営利活動法人つどい」は、「世田谷区肢体不自由児者父母の会」(昭和33年:1958年発足)を前身として設立されました。障害のある方の地域での生活を支えるため、世田谷区内で様々な事業を運営しています。

【父母の会時代】

昭和56年(1981年)
「東北沢つどいの家」設立
 父母の会運営の通所訓練施設として、母親たちが当番制で活動を始め、翌年に区の補助金を受け、重度心身障害者児通所更生訓練施設となりました。
平成3年(1991年)
「玉堤つどいの家」設立
 東北沢つどいの家の実績が認められ、第二のつどいの家として開所しました。平成18年(2006年)の障害者自立支援法施行時より、両つどい共に「生活介護事業」として位置づけられています
平成11年(1999年)
「世田谷区立 身体障害者自立体験ホーム なかまっち」運営受託
 親亡き後を見据えて、父母の会・当事者団体と世田谷区が協議し、通過型施設として設立されました。現在は世田谷区による指定管理事業として、運営をつどいが受託しています。  

【法人つどい設立以降】

平成14年(2002年)
「特定非営利活動法人つどい」設立
 家族の任意団体として行ってきた取り組みを継続・拡大するための事業運営母体として設立されました。
平成15年(2003年)
「重度身体障害者グループホームきぬた」設立
 東京都の独自事業として設立され、都区それぞれから補助を受けています。5名の利用者が、重度訪問介護ヘルパーを活用しながら自分らしい暮らしを送っています。
平成20年(2008年)
相談支援事業「なかまっち相談室」開始
 知的・身体・精神障害のある方の相談を受ける場所として、なかまっちの中に開設されました。平成24年(2012年)には、特定相談支援事業を開始しています。
平成25年(2013年)
「玉川地域障害者相談支援センター」運営受託
→現在は「ぽーと たまがわ」として運営
 上記に加え、難病や発達障害の方なども対象とし、玉川地域内の関係機関と連携・協力しながら、チームとネットワークによる支援を行っています。